7月から暑さが本格的になり、正直何もする気がでないままダラダラブログを放置していた。
持ち主である自分もこのブログの存在を忘れてしまいそうになっていたので、流石にそろそろ更新を再開しようと思う。
そんなわけで、最近なんばの松竹座へ歌舞伎を見に行った話。
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7月から暑さが本格的になり、正直何もする気がでないままダラダラブログを放置していた。
持ち主である自分もこのブログの存在を忘れてしまいそうになっていたので、流石にそろそろ更新を再開しようと思う。
そんなわけで、最近なんばの松竹座へ歌舞伎を見に行った話。
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原作:チャールズ・ディケンズ
脚色:ジョン・モーティマー
翻訳:石川麻衣
台本・演出:菊池准
上演期間:2023/12/02〜2023/12/10
会場:座・高円寺1
守銭奴でエゴイストな老人エベニーザ・スクルージが、かつてのビジネスパートナーであり既に死亡したジェイコブ・マーレイの亡霊からクリスマスの精霊たちの来訪を予言される。過去・現在・未来を司るクリスマスの精霊たちは、スクルージをあらゆる時間、あらゆる場所に案内する。全てが終わった後、スクルージの胸に去来する思いとは。
一足早くクリスマスを味わえる劇団昴の舞台『クリスマス・キャロル』のざっくりとした所感。
原作:チャールズ・ディケンズ
脚色:ジョン・モーティマー
訳:石川麻衣
台本・演出:菊池准
上演期間:2022/12/1〜2022/12/11
誰にも心を開かず、金に執着する老人エベニーザー・スクルージは、クリスマスイブの夜にひとりの亡霊と三人の精霊に出会う。自分の過去と現在、そして未来を見たスクルージは、自分の今までの生き方を悔いて新たに生まれ変わる決意をする。
去年に引き続き、宮本充さんがスクルージを演じる「クリスマスキャロル」を見に行ってきた。2回見に行ってどちらも前方中央。素敵な席をありがとうございます。
舞台作品としては大好きだが、実は脚本については腑に落ちない点が多々ある。今回、そして確か前回も気になる(というか腑に落ちない)ポイントは同じだった。
その時思ったことや考えたことをメモとして残しておく。もしかしたら、再演する可能性があるかも。その時はまた違った見え方ができるかもしれない。
原作:バリー・リード
脚色:マーガレット・メイ・ホブス
演出:原田一樹
上演期間:2022/08/31〜2022/09/04
初演:2018年
劇場があうるすぽっとから俳優座劇場に変わった。立ち位置がだいぶ変わったように記憶している。キャストも一部変更。そのため、キャラクターの印象がガラッと変わっている。演出もいくつか変わっているように感じた。キャストをベテランで揃えていることもあり、最初から最後まで中弛みすることなく見ることができた。
今回は、特に印象に残ったシーンやキャラクターについて記載する。
原作:トレイシー・レッツ
翻訳・演出:田中壮太郎
上演期間:2019/12/05〜2019/12/18
アメリカ人が信じてきた概念「成功」「結婚」「男女の役割」「夫婦」「親子」文化の根幹にしてきたものの崩壊。成功を渇望してきた女性に残されたのは自分たちの先祖が過去に踏みにじってきた異文化への救いだった。
大雑把に言うとそんな物語に見えた。
というわけで劇団昴さんの「8月のオーセージ」を観てきた記録を残す。
作:ジュリー・スターナー
訳:吉原豊司
演出:小笠原響
上演期間:2019/05/30〜2019/05/16
『道徳なき経済は罪悪であり 経済なき道徳は寝言である』二宮尊徳
日本って投資に関する情報があまり浸透してないようなイメージがある。だから口頭では説明が難しいマネーゲーム系の作品を舞台で上演しようと思った昴さんは凄いなというのが最初の感想。私は柴田恭兵さん主演の「ハゲタカ」やケヴィン・スペイシーが出てた「マージンコール」、同じくリーマンショックを描いた「マネーショート」などお金がらみの作品が好きなのでワクワクしながら鑑賞した。
近鉄アート館で2019/04/04上演された「イッセー尾形の妄ソー劇場」の感想。
随分昔に「トニー滝谷」という映画を見て気になってたイッセー尾形さん。数日前に電車の広告で公演があるのを知って観てきた。
文学作品を基にして作られた10〜20分程の創作短編を一人で演じるという企画。若そうな(といっても40歳)のコンビニ店員や大阪のおばちゃん、田舎の爺ちゃん、怪しい紙芝居のおじさんなどを巧みに演じ分け、さらにウクレレにギターまでなんでもこなす。
原作:バリー・リード
脚色:マーガレット・メイ・ホブス
演出:原田一樹
上演期間:2018/11/29〜2018/12/03
劇団昴「評決 The Verdict」の感想。キャラクターにスポットを当てて書いているのでストーリーがどうとかは特に触れてない。キャストが異なる前回の公演も見ていたので、その時のキャラクターとの比較もちょっと書いてたりする。
原作:ヘレーン・ハンフ
脚色:吉岩正晴
演出:河田園子
上演期間:2016/08/17〜2016/08/21
会場:Pit昴
ニューヨーク在住の作家ヘレーン・ハンフは、新聞広告でたまたま発見したロンドンの古書店「マークス古書店」にニューヨークでは見つからなかった稀覯本の注文を出してみた。すると数日後、保存状態のよい目当ての本が丁寧な返信と共に送られてくる。喜んだへレーンは早速古書店の店主宛に礼状を書いた。そこから、ヘレーンとマークス古書店の店主フランク・ドエルの20年以上にわたる文通が始まった。
劇団昴Page公演「チャリング・クロス街84番地」をみた感想。