親が行きたいと言っていたので、去年から計画を立てていた城崎温泉へ行ってきた。といっても実際に行ったのはちょっと前だったけど。ちなみに今回で2回目。
記憶が正しければ前回はJRで行ったはず。しかし今回は予算の都合上、福知山駅までバスで行くことにした。時間はかかるし手間もかかるが仕方なし。
予想以上に写真が多くなったので2回に分けることにした。今回は前編ということで。
福知山城・福知山駅
というわけで、三宮駅からバスで数時間かけて、多分生まれて初めて福知山に降り立った。
どうやらこの場所は踊りが有名らしい。
顔が見えないのがなんともミステリアス。横にある子供の銅像は特になくてもよかったんじゃないだろうか。
ちなみにこの福知山という土地は、明智光秀が築いた城下町らしい。日本史はあまり得意じゃないのでよく知らないけど。
こちらが福知山城。バスの中から撮影したのでアングルが微妙。今回は移動時間に余裕がなかったので外から見るだけ。ちなみに線路が城のそばを通っているのには理由があって、直線的に作られた城の外堀は線路を引くのに都合がいいからだそうだ。
福知山線
その後、のんびりしすぎて電車を逃して約1時間後に福知山駅から豊岡で乗り換えて城崎温泉駅へ。その間にお城を見に行けばよかったと今になってちょっと後悔している。
田園風景と山並み、そして駅から見える見慣れない建物。これぞ旅の楽しみ。人為的に作られたものではない寂れ具合が旅情感を掻き立てる。まぁ、地元の人からすればもっと活気があってほしいんだろうけど。
豊岡駅で乗り換えに30分近く待たされる。この時は天気が良かったので持ってきたお菓子を食べながら広いホームをぶらぶら歩いて回った。
「げんぶどう」と聞くと手作りおかきのCMを思い出す。ここらへんで作られてたのか。
漢字で書くと「玄武洞」。
こちらがおかきの「げんぶ堂」
これはちょっと食べてみたい。
げんぶ堂 あられのカタチのチョコ4種詰合せ |
豊岡駅、見渡す限り線路だらけである。そして遠くに見えるヤッターマンに出てくるヤッターワンみたいな働く車。何に使うのかは不明。
ようやく電車がきたのでそのまま城崎温泉駅へと向かう。
城崎に近づくにつれて円山川が間近に迫って見えてきた。朝来市の円山から流れる円山川は一級水系に指定されており、水鳥生息地を保護する目的で作られたラムサール条約にも登録されている。この日は天気の良さも相まって水面の蒼が美しく映えた。
城崎温泉・あさぎり荘
駅に着いて早々、旅館に行くバスを探したり連れがトイレから戻ってくるまでバスを留めておいたりバタバタしてたら駅の写真を撮り損なった。
そうそう。城崎では旅館組合が共同で運行しているバスがあり、駅前に乗り場がある。運転手に宿泊施設の名前を言えば無料で連れてってもらえるのでとても便利。ただし、このバスはチェックイン専用なので、散策の帰りとかには使えないので注意。
駅からバスで2〜3分の、温泉街からほんの少し離れた場所にある「あさぎり荘」に今回は宿泊した。
所々にある鳥のモチーフは「コウノトリ」。豊岡では繁殖環境が整備されているので有名。この旅館内にもコウノトリに巣を作ってもらうため人工的に建てられた塔がある。
残念ながら今回は見られなかった。
今回は足の悪い同行者がいるのでベッドルームをお願いしたところ、設備が充実した部屋に通された。
二人で使う部屋なのにベッドが3台。うち一つは昇降とリクライニングが可能な介護用ベッド。
介護用の動く椅子付きのお風呂。将来お世話になるかもしれないけど滅多にお目にかかれるものじゃないので、試しに乗ってみた。湯船に浸かるまで1分ぐらいかかるので湯冷めしそう。あと、うっかりしてたら指とか挟みそうでちょっと怖かった。
なんか、高級老人ホームにいるみたいな感じの部屋だった。ちなみに今回の同行者は介護が必要なレベルの人ではないので「こんな豪華な部屋じゃなくても良かったのに」って言われた。いや、ベッドルームはここともうひとつしかなかったんや。そして片方はすでに予約が入ってた。
こちらの旅館では女性向けサービスで綺麗な浴衣と褞袍(どてら)を選べる。あと、温泉セットも用意されており、そこに内包しているフェイスタオルは持ち帰り可能。
色鮮やかで綺麗だけど、着なれない+この時期には結構寒いので実質着たのは晩御飯までの数時間だけだった。
部屋に置いてあったお茶セット。「幸運の鳥」は、栃の実を使った粒餡入りのお菓子。お土産屋さんでもよく見かける。隣の「味わい紀行」は、ご飯にもよく合うきゅうりの味噌漬け。美味であった。
旅館のスタッフの方々がとても親切な方ばかりで、足の悪い同行者のために色々配慮してくださって本当に助かった。旅館の入り口から部屋までが遠いとか言ってすみませんでした。まぁ、実際遠かったけど(別館を増築した際に作ったそうなので仕方がない)。
温泉巡り
城崎旅館組合に加入している宿泊施設に泊まると、チェックインから翌日13時まで城崎の外湯六湯を自由に利用できる「外湯チケット」がもらえる。1軒ごとに入場料を払ってたら結構な額になるのでこれは嬉しい。
城崎の外湯とは「鴻の湯」「まんだら湯」「御所の湯」「一の湯」「柳湯」「地蔵湯」の六つの温泉施設のことである。
「さとの湯」は老朽化のため2024年3月末で休業。再オープンは未定とのこと。
泊まりに行ったタイミングが定休日というのはよくある話なので、全てのお湯に入りたいなら定休日の確認はマスト。
「地蔵湯」。外湯で唯一露天風呂がない温泉。室内にある湯船は広めに作られており、多少混雑しても窮屈さは感じない。お湯の温度は熱め。駅からまっすぐ進んだ場所にあるので他の温泉施設よりも見つけやすい。
「一の湯」。天然の岩盤を掘って作った洞窟風呂がこの温泉の売り。神秘的な雰囲気があって時間を忘れてのんびり浸かれる。お湯の温度もちょうどいい。声がよく反響するので、あまり大きな声で話すと隣の男湯/女湯にまで響く。
「鴻の湯」。コウノトリが傷を癒していた場所で源泉を見つけたという逸話の残る温泉。屋根のついた庭園風の露天風呂が魅力。しかし、この日入った時にはすでに夜で、さらに強い雨が降っていたので暗くて寒い露天風呂という印象しかなかった。前回入った時は好天の日中で気持ちがよかっただけに残念。
「まんだら湯」。施設内の隣の建物に飲食店あり。露天風呂は2つの壺湯のみで、混雑時はなかなか入れない。室内湯も脱衣所もそれほど大きくないので混雑時は避けた方が無難。
「御所の湯」のロビーの天井。ここが一番、外観も内装も凝ってる。入口を撮るの忘れてた。室内には洗い場のみで室内湯はなく露天風呂だけ。岩で囲われた大きな湯船で開放感を得るならここが一番おすすめ。キャパが広いので多少人が多くてもゆったり浸かれる。
「さとの湯」の足湯。前回は行けたけど、今回は時間の都合上「さとの湯」には入れなかった。休業する前に行きたかったなぁ。屋上の露天風呂がめちゃくちゃ開放的で気持ちよかったのに、もう入れないなんて残念。
「柳湯」は今回定休日だったので入れず。
そして、もし日付をずらせるなら雨に日に温泉旅行はやめた方がいい。行動範囲が狭くなり予定の大半が潰れる。その上、お風呂に入っても湯冷めする。
後編では、旅館で食べたご飯と温泉街散策、豊岡カバンストリートでの鞄探しの話をする予定。
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