連休なので旅に出てみた〜大阪浮世絵美術館、国立国際美術館〜

たまには目的もなく旅をしたい時がある。

しかもこんな暑い日に働くのは嫌。なので連休をとった。割とすんなり休みをとらせてくれる職場に感謝である。

というわけで、とりあえず大阪に行くことにした。

エリックサウス

つい最近、コンビニとのコラボでエリックサウス監修のビリヤニが販売されていた。

界隈で話題になったらしくどの店でも売り切れていたが、仕事の帰りに立ち寄った人通りの少ないコンビニで偶然ゲットできた。期待値が高かったせいもあってか、個人的にイマイチな感じだった。ライスに対してルーが少なすぎる気が。炊き立てじゃないからどうしようもないが、ライスも脂っこいのにパサパサしててなんかコレジャナイ感じ。消化不良だったので、あらためて実際の店舗に食べに行くことにした。

チキンとマトンのコンボ。やはりお店で食べた方が断然美味しい。グランフロントの地下で店舗スペースが極小なのが難点だが、わざわざ東京まで行く必要がないというのは嬉しい。添え物の大根のウールガイも好き。月に一回は食べに行きたい。

お腹も膨れたところで散歩がてらにちょっとした買い物をして、チェックインには少し早いが送迎バスで宿泊予定のホテルに向かった。
 

リーガロイヤルホテル大阪

県内でも歴史のある老舗ホテル。

大阪駅からシャトルバスが出ているのでアクセスはとっても便利。

平日とあって客はそれほど多くないようだった。

料金が安かったのでスイートをとってみた。スイートと言ってもホテル内の部屋ランクでは多分中の上ぐらい。ソファとテレビとデスクのあるリビングスペースと、隣の部屋にはツインベッド。バストイレはユニットで一般的なビジネスホテルよりちょっと広い。とはいえ、ひとりで泊まるにはだいぶ広い。

概ね満足だったが、ちょっと掃除が行き届いていない箇所があったこと、アメニティにコーヒーがないこと、コンセントが圧倒的に足りてないことが不満だった。ソファ周りとデスク周りにひとつも無いって致命的。

窓から見える風景。眼前に広がる工事現場。どうやら医療関係の建物ができるらしい。中之島も再開発真っ只中でいろんなところが工事中だったりする。日中の風景は微妙だが、夜は手前が暗いお陰で奥の街明かりが綺麗に見える。手前に建物が建ったら圧迫感があるんだろうなぁ。
 

国立国際美術館

ホテルのチェックインまで時間があったので、近くの国立国際美術館までショップを見に行くことにした。

やたら規模のでかい工事現場があるなと思ったら、どうやらここが新しくできるなにわ筋線の中之島駅(仮称)らしい。何年後にできるのかは知らない。駅が誕生する過程が見られるってなかなかレアなので、タイムラプスで撮影したい。

相変わらず変な外観の国立国際美術館。

来た時は晴れてたのに、ほんの30分ほどショップをうろうろしてたら激しい雷雨に見舞われて出るに出られなくなった。いつ雨が上がるかもわからないので、興味ないから見るつもりもなかった展示エリアに入ることにした。入場料1,300円。現代美術は説明されても訳わからんから苦手。

写真撮影可能な展示物の中でもわかりやすそうなものを選んだが、あらためて見るとやっぱりわからない。
 

モスクワプリュスシェミ

翌日は11時にチェックアウトして送迎バスで梅田へ。

普段は滅多に行かない大阪駅前第1ビルの地下1階にある『モスクワプリュスシェミ』というレストランに行ってきた。

公式サイト曰く「ロシア、ウクライナを中心としたジョージア、中央アジア及び近隣諸国の料理」を中心に提供しているらしい。Googleマップで見つけた。場所も場所だしゆっくり行っても大丈夫だろうと思って開店15分後に行ったら満席でちょっと並んだ。

シュクメルリ風ハンバーグセットとミニボルシチのセット。ボルシチ優しい味でうまー。ハンバーグも食べ応えがあってランチにちょうど良い。ディナーメニューも気になるので都合が合えばぜひまた訪れたい。

 

大阪浮世絵美術館

心斎橋駅となんば駅のほぼ中央地点の商業ビル3階という変わった場所にある美術館。

名前の通り浮世絵を中心に展示しており、今回は月岡芳年と葛飾北斎に焦点を当てた企画展をしていた。月岡芳年は歌川国芳に師事し、19世紀中期から20世紀前半にかけて活躍した浮世絵師で、血みどろ絵と呼ばれるおどろおどろしい絵や、歴史上の人物画を得意とした。実際に見て驚いたんだけど筆さばきがめちゃくちゃ細かい。髪の毛一本一本、服の皺や影に至るまで緻密な線が密集していて、彫師と摺師が気の毒になるくらいである。写真は撮影不可だったので見せられないのが残念。

こちらは葛飾北斎のレプリカ画で撮影可能。平日の日中とはいえ夏休み期間中だったからか客は多かった。海外からの観光客も何人かいて、スタッフが英語対応していた。やはりここら辺では語学に堪能な方が就職には有利なのだろう。

木野 エルゴ

自由と孤独を愛する素浪人。映画と旅行、料理その他諸々趣味が多い。俳優・声優の宮本充さんの吹き替え作品ファン。

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