『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』を見に行ってきた。
もともと行く予定は全くなくて、タイミングが合えば字幕で見に行こうかなと思っていた程度だったが、宮本さんが出るとあって確認せずにはいられなかった。
劇団公式がアナウンスした時に役名がなかったから端役かなとは思ってたけど、見事にちょっと目立つポジションの端役だった。30分ぐらい物語が進んだ頃にちょこっと出てきた、ローマに到着したグレースに取り調べをしてた判事。確か名前はスペーシェクだかスペーチェックだかそんな感じ。妻子がいるにも関わらず、取り調べで押収した高級品を愛人に横流ししてたらしい。なんか知らんけど宮本さん、女癖の悪い性悪権力者の役を振られがちである。なんか、連続ドラマのゲストキャラっぽい感じでいかにも宮本さんが吹替しそうな役ではあった。
演者はGaetano Bruno。見どころはめっちゃ早口のイタリア語。
作品自体はどうかというと、自分には合わなかった。実はあまりM:Iシリーズ詳しくない上に以前見た作品もほとんど覚えてない。ヴィング・レイムスとサイモン・ペッグとジェレミー・レナーはよく覚えているが、そのほかの出演者は全くといっていいほど記憶にない。正直いって『ワイルドスピード』や『007シリーズ』とかとごっちゃになってる。だから今作で某主要キャラに起こったことも、キャラに対する愛着や思い入れがないから「ふーん」で終わってしまった。
そもそも、アクション映画自体どれも同じに見えてあまり食指が働かんのよね。事実ローマでのカーチェイスシーンや橋崩落のシーンは『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』で似たようなの見たし。
多分今回もペッグがキュートだったことと、ポム・クレメンティエフがスーパークールだったことぐらいしか記憶にのこらないであろう。
あと吹き替えに関しても、キャスティングが微妙。全体的に俳優よりも声のイメージが若くて合ってない感じだった。イーサイ・モラレスの津田さんしかり、ちょっとしか出てないけどインディラ・ヴァルマやマーク・ゲイティスしかり。タレント枠のヴァネッサ・カービーは短いセリフではなんとか保てても、長いセリフとなるとお経を聞いてるみたいで内容がほとんど頭に入ってこなかった。こういうことで作品に没頭できなくなるから劇場では字幕派なのだ。
でもまぁ、めっちゃ早口のイタリア語を話す(3秒程度だけど)宮本さんの声を劇場で聞けただけでも満足である。
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