「エクストラポレーションズ すぐそこにある未来」映画だと思ってたらドラマシリーズだった。登場人物が多い上に複数の時代に分かれているようなので、理解向上のためにメモを残しておこう。
Contents
ざっくりしたテーマ
少し未来の話。現代では(技術的には可能かもしれないが)普及していないテクノロジーの描写があるのでSFという括りになると思う。地球の気温上昇、海面上昇、大気汚染、各地で発生する大規模な山火事や洪水、飢饉、権利の局地集中化、宗教、家族関係など、幅広い問題を取り扱っている。
ざっくりしたあらすじ
G22サミットでアメリカのバーディック大統領が「CIT2(気候介入条約)」に署名し、人為的な気候への介入が世界全土で禁止された。これにより「ジオ・エンジニアリング(人為的に地球の気候サイクルを変更できるテクノロジー)」の停止措置延期が決定した。その6ヶ月後、科学者のギータ・ミシュラはある決意を胸に新型無人貨物機のテスト飛行に望んでいた。
ざっくりした人物紹介と相関
ジョナサン・ショパン
演:エドワード・ノートン
科学者。アルファの元研究員で現在はホワイトハウスの脱炭素委員会の顧問。ジオ・エンジニアリングに関する見解で息子と対立している。
ギータ・ミシュラ
演:インディラ・ヴァルマ
科学者でジョナサンの元妻。科学技術企業「NSI(New Sky Initiatives)」のCEO。「NSI」で開発した、永久飛行が可能な新型無人飛行の貨物機「ローワン」の完成披露パーティでテスト飛行をする。
ローワン・ショパン
演:マイケル・ガンドルフィーニ
ジョナサンの息子でギータの義理の息子。父に反発し、ギータと行動を共にしている。
マーサ
演:ダイアン・レイン
ジョナサンの友人。アルファに所属している。
ニコラス・ブルトン(ニック)
演:キット・ハリントン
世界的コングロマリット企業「アルファ」のCEO。
キャストと吹き替え
役名 | 役者 | 吹き替え |
ジョナサン・ショパン | エドワード・ノートン | 宮本充 |
ギータ・ミシュラ | インディラ・ヴァルマ | 塩田朋子 |
バーディック大統領 | チェリー・ジョーンズ | 沢田敏子 |
マーサ | ダイアン・レイン | 桜岡あつこ |
ニコラス・ブルトン(ニック) | キット・ハリントン | 川本克彦 |
キャストのみの表記
難波優馬、山口恵、五十嵐文奏、伊吹茅紘、宮崎遊、初村健矢、阿部彬名、岡部悟、上田晴美、今泉葉子
ざっくりした所感
個人的に一番期待してたエドワード・ノートンのメイン回。ギータ役のインディラ・ヴァルマも好きな女優なのでキャスティングだけで大満足。今回のノートンは「グラスオニオン」と違って難しい話ができる人になってる。少々強引で神経質な科学者。実にノートンっぽい。
全体的に込み入った技術の話が中心ではあるが、要は「状況を打開できる技術があったとして、リスクの高さを承知でそれを行使できるか否か」が焦点となる。キャストのバイアス抜きにしても現段階で最も好きなストーリー。
しかしこの作品に出てくる父親、だいたい子どもと不仲だな。
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他の話へのリンク
第4話「2059年:神のように」
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