エクストラポレーションズ すぐそこにある未来 第3話「2047年:5つの質問」

「エクストラポレーションズ すぐそこにある未来」映画だと思ってたらドラマシリーズだった。登場人物が多い上に複数の時代に分かれているようなので、理解向上のためにメモを残しておこう。

ざっくりしたテーマ

少し未来の話。現代では(技術的には可能かもしれないが)普及していないテクノロジーの描写があるのでSFという括りになると思う。地球の気温上昇、海面上昇、大気汚染、各地で発生する大規模な山火事や洪水、飢饉、権利の局地集中化、宗教、家族関係など、幅広い問題を取り扱っている。

ざっくりしたあらすじ

マイアミでは海面上昇による浸水とハリケーンによる洪水の危機が深刻になっている。マイアミの「テンプル・イスラエル」で教えを説くラビのマーシャルは、テンプル・イスラエルを都市計画の保存対象に指定してもらうため奔走する。そんな折、地元の実力者から魅力的なオファーを受けるが…

ざっくりした人物紹介と相関

マーシャル・ザッカー

演:ダヴィード・ディグス

マイアミのシナゴーグ「テンプル・イスラエル」で活動するラビ。信者がひとりまたひとりと引っ越していく中、日に日に洪水の危機が高まるテンプル・イスラエルを守るために頭を抱えている。

ハリス・ゴールドブラット

演:デヴィッド・シュワイマー

マイアミで実権を持つゴールドブラッド一族のひとり。政治的なコネクションを持っている。過去に女性問題でトラブルがあったらしく、それを娘に知られてしまっている。

アラナ・ゴールドブラット

演:ネスカ・ローズ

バル・ミツバ(ユダヤ教の成人式のようなもの)を控えているハリスの娘。環境問題に強い関心を持つ。同時に、父に対して強い不信感を抱いている。

キャストと吹き替え

役名役者吹き替え

マーシャル・ザッカー

ダヴィード・ディグス

鶴岡聡

アラナ・ゴールドブラット

ネスカ・ローズ

清水理沙

ハリス・ゴールドブラット

デヴィッド・シュワイマー

村治学

キャストのみの表記

桜岡あつこ、新藤みなみ、中根久美子、峰健一、所河ひとみ、吉見一豊、杉崎亮、初村健矢、清水優譲、阿部彬名、沢田敏子、新田杏樹、難波優馬、山口恵、五十嵐文奏、北煬子

ざっくりした所感

ユダヤ教の習慣や旧約聖書に関する知識がなければちょっと分かりづらいかも。かくいう自分もネットで調べた。そこまで深く知る必要はないけど、前提となるコンテクスト(暗黙の了解的なやつ)は知っておいた方が面白いかな。とはいえ、この作品自体に寓話的要素が強いように感じるので、ストーリー自体はわかりやすい部類だと思う。

そういえば「フレンズ」のデヴィッド・シュワイマーが出てて、吹き替え牛山茂さんじゃないんだってちょっとガッカリしたけど、村治さんでもしっくりくるし、なんなら声のトーンや演技のニュアンスが牛山さんに似てるものを感じてキャスティング上手いなと思った。個人的には村治さんといえば「SHERLOCK」のモリアーティとMCUのコールソンのイメージが強い。

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他の話へのリンク

第1話「2037年:カラスの物語」

第2話「2046年:クジラの死」

第3話「2047年:5つの質問」

第4話「2059年:神のように」

第5話「2059年パート2:夜の鳥たち」

第6話「2066年:ローラ」

第7話「2068年:送別会」

第8話「2070年:環境破壊罪」

木野 エルゴ

自由と孤独を愛する素浪人。映画と旅行、料理その他諸々趣味が多い。俳優・声優の宮本充さんの吹き替え作品ファン。

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