おすすめ吹替作品

吹替声優勝手におすすめ出演作品 第5回「落合弘治さん」

個人的にお気に入りの吹替声優をピックアップし、出演作品を勝手におすすめするよ。自分が見た作品を元に記載しているので、どんどん追加するかも。

第5回目は、ひねくれた悪役やテンションの高いムードメーカーなど、一癖も二癖もあるキャラクターが魅力的な落合弘治さんの出演作品をご紹介。

簡単なプロフィール

生年月日:1966年
出身地:東京都
所属:テアトル・エコー
 

ボージャック・ホースマン

Netflixで見られるアメリカ制作のアニメーション。華やかな芸能界の裏を赤裸々に描いたブラックジョーク満載のコメディ。この世界では馬や猫など、人型をした動物や昆虫がナチュラルに人間たちと共存している。

シットコム『馬か騒ぎ』で一世を風靡した元人気スターのボージャック・ホースマン。しかし今は過去の栄光を食い潰すだけの自堕落な生活を送っている。再びスポットライトの下に戻るため自叙伝を執筆するも筆は一向に進まない。業を煮やした担当はボージャックの元にゴーストライターのダイアンを送り込む。

ボージャック・ホースマン

原語版:ウィル・アーネット
(多分)栗毛の馬。コメディアンとして鳴かず飛ばずだった頃に主演したシットコム『馬か騒ぎ』が大ヒットして一躍スターの座に上り詰めた。しかしその後は人気が転落し、50歳になる現在ではスター時代に買った豪邸で同居人のトッドと共に自堕落な生活を送っている。

ナルシストで斜に構えた性格。小さい頃は不協和音の響く家で育ち、親から愛情を得られなかった。そのため人から見放されることを恐れ、自分から人間関係を壊すような行動を繰り返している。扱ってる問題がシリアスでメンタルをゴリゴリ削られるが、暗くなりすぎず成り立っているのは、ひとえに落合さんの演技力のおかげだと思っている。

キャスト

ボージャック・ホースマン(ウィル・アーネット):落合弘治
ダイアン・ニューエン(アリソン・ブリー):横山友香
プリンセス・キャロライン(エイミー・セダリス):堀井千砂
トッド・チャベス(アーロン・ポール):大隈健太
 

GO!GO!ガジェット

80年代にアメリカで放送された「ガジェット警部」の実写版コメディ映画。

警備員のジョン・ブラウンは科学者のブレンダ・ブラッドフォードに惚れていた。ある日、彼女の父親アーテマス・ブラッドフォード博士が何者かによって襲われ、重要な研究成果を盗まれてしまう。犯人を追い詰めようとしたジョンは返り討ちに遭い、瀕死の重症を負う。ジョンが目を覚ました時、彼の体はブレンダ博士によって全身ガジェット人間に変えられていた。

ガジェットモービル

原語版:D・L・ヒューリー

ブラッドフォード親子が作ったハイテクモービル(自動車)。車体にあらゆる武器や便利ガジェットを備えている。さらに超高性能AIを搭載し、自意識を持つ。性格は陽気でハイテンションで自信過剰ぎみ。

主人公ジョンの相棒にふさわしく優秀なAI。異質な存在でありながら、登場人物が全員テンション高い変人なので、逆にまともに見えてくる不思議。

キャスト

ジョン・ブラウン/ロボガジェット(マシュー・ブロデリック):藤原啓治
サンフォード・スコレックス/ドクター・クロウ(ルパート・エヴェレット):宮本充
ブレンダ・ブラッドフォード/ロボブレンダ(ジョエリー・フィッシャー):香月弥生
ガジェットモービル(D・L・ヒューリー):落合弘治
 

マグニフィセント・セブン

アントワーン・フークア監督、デンゼル・ワシントンの『イコライザー』コンビが『荒野の七人』をリメイクしたウエスタン映画。

ある鉱山から金が採掘された。金鉱を独占しようとするパーソロミュー・ボーグは、山の近郊にあるローズ・クリークの町から住民を追い出そうとする。ボーグに抵抗したマシューをはじめ数名の住民は見せ締めに殺され、教会は焼き払われてしまう。マシューの妻カレンは町の青年テディQを連れて、ボーグに対抗するための用心棒を探しにいく。

バーソロミュー・ボーグ

演:ピーター・サースガード
卑怯で暴力的な手法を使って次々と略奪を繰り返す資産家。通称「略奪男爵」。金脈の近くにある町ローズ・クリークを狙ったことで、自らの寿命を縮める結果をもたらしてしまった。

ピーター・サースガードの太々しい態度と表情が、落合さんの冷酷な台詞回しとよく合っている。最後まで筋の通った卑怯な敵役。

キャスト

サム・チザム(デンゼル・ワシントン):大塚明夫
ジョシュ・ファラデー(クリス・プラット):三上哲
グッドナイト・ロビショー(イーサン・ホーク):宮本充
バーソロミュー・ボーグ(ピーター・サースガード):落合弘治
 

シー・ハルク:ザ・アトーニー

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のリーガルドラマ。超人が起こした問題は通常の法律が適用されるのかをテーマにしている。

ハルクであるブルース・バナーのいとこジェニファー・ウォルターズは車の事故がきっかけでブルースの血を体内に取り込んでしまい、ハルク化する。しかし、ブルースが危惧していたような暴走状態には陥らず、ほぼ完璧に変身をコントロールできるようになったジェニファーは、超人専門の弁護士としてGLK&H事務所に雇われることとなったが…

ミスター・イモータル/グレイグ・ホリス

演:デイヴィッド・パスケシ

第6話に登場する超人。能力はimmortalが示す通り「不死身」であること。離婚訴訟のためGLK&H事務所に訪れる。妻に離婚したいと言い出せないため、死んで離婚したことにならないか相談する。

出演時間はほんの少しだが、ニッキとマロリーに責められ窓から飛び降りて出ていくという強烈なインパクトを残す。

キャスト

ジェニファー・ウォルターズ/シー・ハルク(タチアナ・マスラニー):井上麻里奈
ニッキ・ラモス(ジンジャー・ゴンザーガ):原島梢
マロリー・ブック(レネイ・エリース・ゴールズベリイ):斎藤恵理
クレイグ・ホリス/ミスター・イモータル(デイヴィッド・パスケシ):落合弘治
 

ホビット3部作

『ロード・オブ・ザ・リング』の前日譚を描いたファンタジー映画3部作。

まじめに慎ましく生活していたホビット族のビルボ・バギンズは、ある日魔法使いのガンダルフから半ば強引に外の世界へ連れ出される。その目的は、ドワーフの王トーリンと一族の者たちと共に奪われたドワーフの王国「エレボール」と財宝を取り戻すことだった。

フィーリ

演:ディーン・オゴーマン

ドワーフ一族の王トーリン・オーケンシールドの甥。弟にキーリがいる。一族の中でも若い方だが、戦闘能力は高く剣の扱いに長けている。兄弟共に明るい性格をしている。

弟思いの良い兄貴で、傷を負ったキーリに付き添って街に残った。トーリンに対する敬愛や尊敬の念を持っており、誠実な好青年という印象がある。

フィーリ

キャスト

ビルボ・バギンズ(マーティン・フリーマン):森川智之
トーリン・オーケンシールド(リチャード・アーミティッジ):東地宏樹
フィーリ(ディーン・オゴーマン):落合弘治
キーリ(エイダン・ターナー):土田大
 

G.I.ジョー

アメリカの人気玩具をモチーフにしたSFアクション大作。

世界中の軍用武器でシェアの大半を占めるMARS産業は自社で開発した、あらゆる金属を食べて分解するナノマシン「ナノマイト」を利用してアメリカ転覆、ひいては世界規模での征服計画を企んでいた。そのために暗躍する悪の組織「コブラ」と、それを阻止するべく構成された国際的な特殊部隊「G.I.ジョー」との戦いが始まる。

リップコード

演:マーロン・ウェイアンズ
主人公デュークの同僚であり親友。デュークと元恋人アナの身に起きた出来事を知っている数少ない人物。口の減らないお調子者だが、射撃の腕は超一流。

堅物や無口なキャラが多いG.I.ジョーメンバーの中で良い潤滑剤になっている。落合さんの吹き替えによって軽すぎず、シリアスすぎないちょうど良い塩梅のキャラクターになっている。

キャスト

コンラッド・ハウザー / デューク(チャニング・テイタム):小松史法
シャナ・M・オハラ / スカーレット(レイチェル・ニコルズ):岡寛恵
ウォーレス・ウィームズ / リップコード(マーロン・ウェイアンズ):落合弘治

木野 エルゴ

自由と孤独を愛する素浪人。映画と旅行、料理その他諸々趣味が多い。俳優・声優の宮本充さんの吹き替え作品ファン。

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