京都祇園茶寮でモーニング、長楽館でヌンして、ピーターラビット展で締める〜京都を歩く2日目〜

京都へひとり旅に出た話。1日目の記事はこちら。

京都2日目は寒いうえに強めの雨が降るという微妙なコンディションの中スタート。

八坂神社

京都祇園茶寮

この旅のメインイベントが祇園にあり、四条あたりで買い物もしたかったので、ホテルモーニングは今回やめにして八坂神社近くのカフェで朝食を取ることにした。

今回モーニングでおじゃましたのは「京都祇園茶寮」。

  • 雨に濡れてしっとりしてるのれん。

8時開店で9時に到着したんだけど、すでに7〜8組の列が。ちょっと甘く見積もってた。雨の中外で待たされるのは結構辛いものがある。しかも中の様子が見えないから、どれくらい待つのか予想しにくい。他のところに行こうかとも考えたが、現金を持ち合わせていなかったからクレジットカードが使えるお店じゃないと困る。近くではここだけ。古都や地方に行くなら現金は必須。

約20分後に店内へ。靴を脱いで2階北側の部屋、八坂神社の鳥居がよく見える座席に案内された。しかも4人掛けの席で広々使える。ありがたい。

数量限定の「焦がしキャラメルラテ」と「蔵だし食パン(特製白味噌だしポタージュ付き)」を注文する。

  • 八坂神社の鳥居がよく見える座席。すっきりした内装が落ち着く。

食パンのスプレッドは「塩バター」と「しば漬け入りたまごサラダ」と「ゆず風味のあん」。パンは焼きたてでホクホクだし3種類のスプレッドはどれも美味。特にたまごサラダは家でも自分で作りたいくらい。キャラメルラテの上に乗ってるキャラメルも美味しい。なかなか割れなくてちょっと食べ辛かったけど。

 

四条通りと花見小路

店を出たのは10時過ぎ。この頃には大方の店が開いているので、時間まで四条通りや花見小路をぶらぶら。雨だというのに観光客が多い。コロナ前ほどではないけど、ここらへんは人の戻りが早い。

  • 京都に来るたび、四条大橋を渡ってる気がする。そして毎回「東華菜館」でいつか食事をしたいと思うのだ。

お土産を買ったら他に行くところが特になかったので安井金比羅宮へ。写真には撮らなかったけど、縁切り縁結びの石に貼り付いた大量のお札と、石の穴を雨の中必死になって潜る人々の気迫が恐ろしかった。絵馬に描かれている願い事もかなりホラー。信心深くはないけど人の怨念は怖いねー。

あとは時間までエディオンへトイレに行ったり、ディズニーストアに行ってバグズライフのグッズがないことに憤ったり、カフェでダラダラして時間を潰してた。
 

長楽館

今回のメインイベント、八坂神社と円山公園の中間に建つ歴史的な建物「長楽館」でアフタヌーンティをいただく。

「長楽館」は、煙草王と呼ばれた実業家・村井吉兵衛が明治42年に建設した洋風建築である。設計はジェームス・ガーディナー。京都にある聖アグネス教会も設計した。

石造の土台に煉瓦の壁、豪奢な装飾、別世界。案内された部屋しか行けないけど、館内ツアーがあれば是非参加したい。

今回案内された部屋は「貴婦人の間」と呼ばれているらしく、高い天井と華やかなシャンデリア、穏やかな色合いの壁とカーテン、ゆったりとくつろぐには十分すぎる空間だった。

  • ところどころにあるブロンズ像。じっくり見たいけどウロウロできないので横目で眺めるだけ。

強制的にのんびりする、というと矛盾しているように聞こえるが、少しの緊張感を持ちながら集中して味わうこともたまには必要かな。得難い時間を過ごすことができてよかった。

 

ピーターラビット|リトルブックパーク

帰りはピーターラビット出版120周年を記念して阪神百貨店で開催していたリトルブックパークに寄り道した。気になってたカリタのドリッパー売り切れてたー。めっちゃ悔しい。でもまあ、いろんな商品を見てるだけでも目の保養になったし、ポストカードとミニブックセットが手に入ったのでよしとしよう。

  • 全部が可愛い。館内では朗読テープも流れていた。

木野 エルゴ

自由と孤独を愛する素浪人。映画と旅行、料理その他諸々趣味が多い。俳優・声優の宮本充さんの吹き替え作品ファン。

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