せごどん

鹿児島・桜島の旅

今回の旅行は法事の目的があったのでのんびりとはいかなかったけど、時間のある限り色々周ることができたのでこちらに記録として残しておくことにした。

鹿児島空港

旅の始まりは鹿児島空港。
最後に来たのは10年前ぐらいだったはず。ずいぶん綺麗になった印象がある。

鹿児島空港ステンドグラス
鹿児島空港ステンドグラス「桜島」

しかもこの空港、バスの停留所近くに足湯がある。
飛行機に乗って浮腫んだ足をリフレッシュするのに最適。

鹿児島空港天然温泉おやっとさぁ
鹿児島空港天然温泉おやっとさぁ
鹿児島空港天然温泉おやっとさぁ
熱過ぎずぬる過ぎずちょうど良い湯加減

割と広々しているのでバスが来るまでゆったりできる。
鹿児島空港に来たらぜひ浸かってみてほしい。もちろんタオル持参で。

今回泊まったホテル

空港から鹿児島中央駅まで約40分程度。
中心地というだけあって割と栄えている。ホテルも多い。
今回は飛行機のツアーパックで泊まる宿を決めた。安さと立地の良さが重要。

ホテルガストフ

鹿児島中央駅から徒歩圏内。ちょっと奥まった場所にあるレトロな雰囲気がいい感じのホテル。
客室内の調度品は輸入家具らしい。確かに重厚で趣があった。一部壊れてる部分もあったけど。

ちなみにこのホテル、建物内に小さな美術館(室?)が併設してあり、モーニング時に絵が飾られている部屋でご飯が食べられる。

ホテルガストフ
2階建てなのでエレベーターはない。足腰が弱い方は1階の部屋がおすすめ。
ホテルガストフ
廊下の調度品もレトロ。ちなみにルームキーは今どき珍しい鍵穴タイプで、鍵には部屋番号が刻印されたアクリル角棒がついてる。

今回はダブルの部屋を選択。というかツアーパックではそれしか選べなかった。
しかもこのダブルベッド、この宿で2部屋しかない天蓋付きのベットである。

ホテルガストフ
実際に見るとかなりの圧迫感がある。

地面から布団の上までの高さが70センチ以上はある。
ベッドに上がるというより、よじ登ると言った方が正しい。ちなみに足下の方に登り台があるので、多分普通はそこから登るのだろう。
ふたりで使う場合、どちらかがベッドから落ちないように注意が必要だ。割と洒落にならない高さから落下することになる。旅行先で病院搬送はつらい。

さらに、800円で食べられるモーニングバイキングは、さつま揚げや地鶏のお茶漬けなど地元特産の食べ物も豊富に揃っている。

ホテルガストフ
個人的にはコーンスープにクルトン入れ放題なのが気に入った。

今回泊まったホテルの詳細はこちら。

ホテルガストフ

今回食べたごはん

旅行先での楽しみはやはり食である。
今回は地元特産のものを使ったご飯が食べたいということで、事前にぐるなびを駆使して良さげなお店をチョイスした。

ザボンらーめん

ざぼんラーメン
「ざぼん」は創業者が女学校時代につけたノートの名前が由来らしい。

母が鹿児島に帰った時に必ず食べるという「ざぼんラーメン」
コッテリとした豚骨スープに野菜がたっぷり入ったボリューム満点なラーメン。
これだけでお腹いっぱいになるが、ここは餃子も評判が良いので単品で注文する。ラーメンに餃子、間違いない。

今回食べに行ったお店の詳細はこちら。

ざぼんラーメン 鹿児島中央駅店

地鶏の鳥膳

地鶏の鶏膳
鮮度がなければ食べられない逸品「地鶏刺し」

鶏の刺身が食べたくて選んだお店「地鶏の鳥膳」
目当ての地鶏刺しはもちろん、地元黒さつま鶏を炭火でじっくり焼いた焼き鳥(特にハツがおすすめ)や、ムネタタキさっぱりポン酢など、鶏好きにはたまらないメニューを存分に堪能した。

ただ、ランチとデザートを直前に食べてしまっていたので、あまり注文できなかったことが心残りではある。

今回食べに行ったお店の詳細はこちら。

地鶏の鳥膳 天文館店

いちにぃさん

いちにぃさん天文館店
「黒豚しゃぶ」生そばもついてきて食べ応え十分。
いちにぃさん天文館店
シメの「黒豚ぞうすい」出汁が効いてて優しいお味。

母の親戚と会食をするために予約した「いちにぃさん」
元々そば屋さんだったらしく(というか店舗の1階は同じ系列のそば屋)黒豚しゃぶをそばつゆで食べられるお店。とてもあっさりしていていくらでも箸が進む。野菜もたっぷり入っていてヘルシーなのでどれだけ食べても罪悪感がない。

生そばは色が卵色で食感がしっかりしており、そばというよりラーメンの細麺といった感じ。これも美味しい。

他にも黒豚ぞうすいや黒豚の重ねカツなど、豚三昧が楽しめる。おすすめ。

今回食べに行ったお店の詳細はこちら。

いちにぃさん 天文館店

月よみ by GET54

月よみ by GET54
「Lemonバター鶏そば」こってりとさっぱりという相反する味わいが融合した逸品。

帰りの鹿児島空港、飛行機に乗る前に何か食べようと選んだお店が「月よみ by GET54」
どうやら今年の4月に新装開店したお店らしい。

国産鶏で作った白湯スープが特徴。見た目に反してあっさりとした味わい。
今回注文した「Lemonバター鶏そば」はバターのコクとレモンの酸味が白湯スープによく合う。テーブルにセッティングされた「白トリュフオイル」で味変も楽しめる。

今回食べに行ったお店の詳細はこちら。

月よみ by GET54

鹿児島・桜島観光

過去に数回、鹿児島に来たが家の用事が中心でほとんど観光らしいことをしたことがない。
そこで今回は車を借りて桜島を一周してみた。

天文館

まずは鹿児島中央駅から路面電車で数駅先にある鹿児島のメインロード天文館へ。

天文館
あいにくの曇り空にもかかわらずそれなりに賑わっていた。

天文館に来たらぜひ食べておきたいスイーツがある。それは天文館むじゃきの「白熊」

白くまアイス
なんと誕生73周年。さすが本家歴史が長い。
店の前にはリアル熊も置いてある。正直怖い。
白くまアイス
これでもベイビーサイズ。正直ふたりで食べてちょうどいい。

「白熊」とは、巨大かき氷に練乳・フルーツ・豆・ゼリーを入れたものである。
他にもプリン白熊・ストロベリー白熊・ヨーグルト白熊などバリエーションがたくさんあるので、大人数でシェアして食べるのがおすすめ。

今回食べに行ったお店の詳細はこちら。

天文館むじゃき

桜島フェリー

鹿児島本島から桜島に行くための足、フェリーで15分ほどで桜島へ。

桜島フェリー
鹿児島側のフェリー乗り場。
桜島フェリー
思っていたより早いスピードで迫ってくる桜島。雄大。
桜島フェリー
フェリー自体はこんな感じ。

道の駅「桜島」火の島めぐみ館

桜島港から徒歩15分程度。桜島特産の小みかんや桜島大根を使った加工品や、地元で採れた野菜や果物が安価で購入できる。

小みかんソフト
ご当地ソフトクリームの小みかんソフト。爽やかな柑橘フレーバーとさっぱりした上品な甘味が特徴。

今回行ったお店の詳細はこちら。

道の駅「桜島」火の島めぐみ館

湯平展望所

桜島港から車で15分の場所に位置する湯平展望所。一般の人が入れる最も高い場所にあり、桜島の風景を一望できる。

湯平展望所
湯平展望所のフォトスポット。カメラスタンドが立っており、タイマーを使えばみんなで記念撮影ができる。
湯平展望所
展望所からの眺め。360度どこを見渡しても見所がある。

黒神埋没鳥居

桜島の真東に位置する黒神埋没鳥居は、大正の大噴火で鳥居のほとんどを火山灰に覆われてしまい、現在では膝上程度の高さしかない。噴火の威力に驚かされる。

黒神埋没鳥居
元は3メートルぐらいあったらしい鳥居。
黒神埋没鳥居
どこからともなくふらりと現れた野良犬。近所の人に可愛がられているのか、めちゃくちゃ人懐っこい。

ほかにも色々あるんだけど、今回は2時間という制限があったのでこれだけ。いつか絶対リベンジする。

鹿児島のお土産

明石屋 かるかん

明石屋のかるかん
モチっとした噛みごたえにもかかわらず歯切れがいい。

出典:鹿児島土産にかるかん・かるかん饅頭を|御菓子司 明石屋

タクシーの運転手から「かるかんと言えば明石屋さん。江戸時代に播州(今の兵庫県)の明石から菓子職人を呼んで作らせたことが始まりだよ」と聞いたので、早速購入してみた。他の店のも買ってみたけど、明石屋さんの方が食感と甘味が格段に良い。タクシー運転手の助言は聞いておくものである。

今回紹介したお土産の詳細はこちら。

かるかん元祖 明石屋

薩摩蒸気 かすたどん

薩摩蒸気屋 かすたどん
ふわふわスポンジに卵たっぷりのカスタードクリームがマジで美味い。

出典:薩摩蒸氣屋

お菓子の種類としては「東京ばなな」や「萩の月」に近い。
自分が子どもの頃からお土産でよく貰っていたお菓子。個人的には常温で食べるよりも冷やして食べる方が好き。

今回紹介したお土産の詳細はこちら。

薩摩蒸気屋

両棒(じゃんぼ)もち

じゃんぼ餅
鹿児島的みたらし団子。うまい。

出典:じゃんぼ餅 鹿児島県 | うちの郷土料理:農林水産省

じゃんぼと言っても大きいわけではない。餅に刺さった2本の棒が武士の刀に似ているところから「両棒(じゃんぼ)」という名前がついたという説がある。

鹿児島空港に売ってるだろうと思って鹿児島中央駅では買わなかったんだけど、空港には売ってなかった。次回は絶対買う。

今回の旅を振り返って

バスも路面電車もフェリーも全国ICカードが使えないので、小銭は多く持っておくこと。1万円札や5千円札も乗り物では使えないよ。

木野 エルゴ

自由と孤独を愛する素浪人。映画と旅行、料理その他諸々趣味が多い。俳優・声優の宮本充さんの吹き替え作品ファン。

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