オジサマ専科2019 early summer「ダンディズム宣言」夜公演~星夜の誘惑~

オジサマ専科2019 early summer「ダンディズム宣言」夜公演~星夜の誘惑~に参加した。その時のメモを基に、自分の記憶を頼りに書き起こしたもの。なので前後の文脈の整合性が取れてなかったり、意味がよく分からない部分があるかもしれない。「こんな感じのことを言っていた気がする」程度の不確かな情報だとご理解ください。

公演データ

開催日:2018年9月22日(土)
会場:光が丘IMAホール
出演者:小山力也、浜田賢二、宮本充、黒田崇矢、成田剣、堀内賢雄、内田夕夜

キャスティングと登場作品

役者役名登場作品
堀内賢雄松谷雄彦オジサマ専科 Vol.2『Memories~母の手帳~』
小山力也斉藤剛士オジサマ専科 Vol.2『Memories~母の手帳~』
内田夕夜立花栄オジサマ専科 Vol.4『Family Business~危険な捜査線~』
成田剣鮫島省吾オジサマ専科 Vol.4『Family Business~危険な捜査線~』
浜田賢二加部良兵オジサマ専科 Vol.5『いつものところで~Usual Place~』
黒田崇矢能見雅幸オジサマ専科 Vol.8『Save My Girl〜私のボディーガード〜』
宮本充榊原良一オジサマ専科 Vol.11『A Wonderful Holiday~おしゃれ休日~』

オープニング

マッコウさんによる生注意事項。
午前の部の地震を受けて会場の耐震構造の素晴らしさを語る。
オジサマ専科シンポジウムの案内。

7人全員が壇上へ。今回の設定ナイトクラブでのデートへの導入セリフ。
上手から
小山力也さん、浜田賢二さん、宮本充さん、黒田崇矢さん、成田剣さん、堀内賢雄さん、内田夕夜さん


斉藤(小山さん)の次に立花(内田さん)のはずがなぜかスポットライトは堀内さんへ。一瞬の間のあと内田さんにスポットライトが移る。
立花(内田さん)「二人目も俳優座だよ。ちょっとスタートからびっくりしたけど(笑)」


榊原(宮本さん)が出て来ただけでお嬢さん方のため息がすごい。
「今宵は僕に、エスコートをさせてください」という締めゼリフまで綺麗に会場からため息しか聞こえなかったのが榊原さんだけってのが面白かった。他の人は決め台詞でちょっと笑いが起きてたのに。


セリフの端にちょっと堀内さんを混ぜてくる鮫島(成田さん)。


頻繁に職質される能見(黒田さん)愛のメモリーを耳元で歌ってくる松崎しげるもとい浅沼チーフ。「首を長くして待ってたんだ」と首の長さと喉仏アピール。隣でじっと見ている宮本さん。

第一幕 斉藤(小山さん)と立花(内田さん)

斉藤(小山さん)「この店気に入った?」
お嬢さん方「気に入ったー」
斉藤(小山さん)「音楽が大きくて聞こえない。気に入った?」
客席に顔を近づけて舞台の上でうつ伏せになる小山さん。


斉藤(小山さん)「爪、綺麗だね。爪見せて。はい(お客さんに促す)」
再び客席に顔を近づけて舞台の上でうつ伏せになる小山さん。


立花(内田さん)「僕の目を見て、シニョリーナ。見てる?ちゃんと目を合わせてる?後ろの方の人目ヂカラ強めで。最後列!わかってる?ちゃんと見えてるからね」
ライトが客席に当たる。何気に横で客席に向かって手を振ってる小山さん。


立花(内田さん)「何か飲みたいものある?」
お嬢さん方無言。
立花(内田さん)「何か、飲みたいものある?せーので行くよ。せーの」
客席の返答がバラバラ。
立花(内田さん)「バラバラだね。ビリーミリガンっていう多重人格の話があるんだけど、500人の潜入捜査官だね。多重人格の役って結構大変なんだよ」
多分映画「スピリット」のジェームズ・マカヴォイの役のことかと。


立花(内田さん)「普通の言葉を不穏な言葉に聞き違えてしまう体質なんです」
斉藤(小山さん)「ほう、たとえば」
立花(内田さん)「チャコの海岸物語をチャカの殺人物語」
斉藤(小山さん)「こころからすきだよチャコ!」


斉藤(小山さん)「立花さんはデザイナーなんだって。何か聞きたいことはない?俳優座の経済事情とか」
立花(内田さん)「(爆笑)」


立花、斉藤に二人の馴れ初めを聞かれて
立花(内田さん)「ライバル会社の方とたまたま知り合った、みたいな」
斉藤(小山さん)「あぁ、たとえばウチ(俳優座)と劇団昴とか」
立花(内田さん)「(袖口に向かって)宮本さーーーーーん!!!」


立花と斉藤、混浴話で盛り上がり
斉藤(小山さん)「俺も混浴したい!ハワイのコンドミニアム借り切って、請求書はケンユウオフィスで!」


告白タイムで混浴話を引きずる斉藤。ストールをはらりと落としてシャツを捲し上げるところまででストップ。イベントは露出厳禁なのか。


立花(内田さん)「気疲れさせたかな。そりゃそうだよね、舞台上で寝てたんだから。ネオロマのイベントでもあれほど舞台上で泳ぐなって言われてたのに」

第二幕 松谷(堀内さん)と榊原(宮本さん)と加部(浜田さん)

松谷(堀内さん)「ジュリア・ロバーツの出世作『プリティーウーマン』知ってる?」
映画のテーマソングを歌い出す松谷。途中から隣で見ていた宮本さんも手拍子。


クラブの音楽が変わり、お嬢さんの提案でチークダンスで実際に踊ることになった3

松谷(堀内さん)の場合

相手がいる前提で一人でダンス。手がいやらしい。声もいやらしい。序盤は調子よく踊ってたのにだんだん動きがオーバーになって舞台袖へ。なぜかマッコウさんを引っ張り出し二人で踊る。マッコウさんを袖に戻して再び一人で踊る。ちょっと息が切れてる。

加部(浜田さん)の場合

堀内さんの動きを見ながら「チークダンスってあんなにハードだっけ」ひたすら元を取ることに執着する加部ちゃん面白い。ダンスは優しく。「さっきの人(松谷)がもっと体を引き寄せるとかなんとか言ってたから、やってみようかな」客席に背を向けて自分自身をぎゅっと抱きしめるポーズがなんともセクシー。

榊原(宮本さん)の場合

お嬢さんに手を差し出す榊原(宮本さん)。超エレガント。彼女を引き寄せるも腰がめっちゃ引けてる。ダンスを始めるもテンションが上がってお嬢さんをぶん回す、堀内さんの周りをグルーっとまわる、そして舞台後方で盛大に転ぶ2回転。
榊原(宮本さん)「あ!やっぱり!」
堀内さん「マイクオフですよ」
気まずそうな表情から、手を差し伸べてくれたのであろうお嬢さんを驚いたように見上げる。
照れた表情を見せながらその手を取り立ち上がる。ダンス再開。調子に乗ってお嬢さんの頬に顔スリスリ。その時の表情がいつぞやの「リスちゃんに頬ずりする宮本さん」そのまま。当然嫌がられて顔を押しのけられる。その一連の動きが実にコミカルで初期のディズニーアニメーションのようでありサイレント映画のチャップリンのようであり。ちなみにこの一連の流れ、他の二人の倍以上の時間をかけてたせいか、終わる直前に堀内さんに「サヨウナラ」って言われてた。


バーカウンターでの3人。ヒロインと年齢のギャップで会話が合わないという話題からギャグの話になり、加部(浜田さん)と榊原(宮本さん)がそれぞれ古いギャグを例に挙げるとモノマネの言い回しで松谷(堀内さん)が言い直す。その度に「うまいなぁ」と小声で感心する宮本さん。


ヒロインが3人の中から自分を選んでくれたという話題から
松谷(堀内さん)「プレイボーイとファンタジー和服おじさん。その二人に挟まれて一番キャラが立ってない僕を選んでくれました」
ヒロイン自慢をするとき、加部(浜田さん)が「ウチの(彼女)は」って言ったとき会場がざわついた。俺のもの呼ばわり


ヒロインに日頃の感謝を伝えることになり
松谷(堀内さん)「それでは同志の皆さん、共に頑張りましょー」
3人「おー!」
榊原(宮本さん)「ファイトいっぱーつ!」台本??アドリブ???

榊原(宮本さん)「マドモワゼル!(若干チャラ男っぽく)好きになっても構わないんだよぉー違う、違う!!ツンデレか!!!」
全体的にテンションが高くて、言い方が非常に可愛らしい告白タイムでした。

第三幕 鮫島(成田さん)と能見(黒田さん)

踊りたいと言い出す彼女に対して鮫島の「俺はもー、踊らない!」の言い方が駄々っ子みたいで鮫島さんキャラ崩壊。


タバコの火の貸し借りから、彼女から心配されてるという話で意気投合する無口キャラ二人(よく喋る)ボケるシーンがなかなかなくて真面目な会話劇になっていた。

告白シーン(質問の内容忘れた)

能見(黒田さん)「いつまでも返答しやすい質問ばかりだと思うなよ。返答次第によってはこの後の俺の告白内容も変わってくる」


鮫島(成田さん)「キスをするから目を閉じろ。閉じろって目が合ってるじゃないか。恥ずかしいだろう」
からの
「仕方ない、今日は一緒に踊りに行ってやるよ!!!」と一人ダンスをしながらはけていく鮫島さん。キャラが迷子。

ご挨拶と告知

壇上に7人が並んでそれぞれ役名と個人名を名乗る。暗転で全員はけたかと思われたが小山さんと宮本さんの二人だけが残る。戦車の走行音から桧(小山さん)と柳(宮本さん)登場。デートの約束をしていたが任務で行けなくなり、通信機器で話しているという設定。

次回作と秋のイベントの告知。

二人とも、とても喉に負担のかかりそうな喋り方をしてるのは相変わらず。でもかっこいい。彼女に桧と柳どちらを選ばせるかという問いの答えは半々といったところで、実際のところ唐突すぎてみんな話しについていけてなかった感じがした。

エンディングトーク

堀内さん司会。上手から堀内さん、内田さん、成田さん、黒田さん、宮本さん、浜田さん、小山さん


告知をした小山さんと宮本さんに新作の紹介を改めてやってもらうも、宮本さん内容ほとんど覚えてなくて小山さんが率先してフォローしてた。なんか宮本さんの声が若干遠くて、本人も気がついたのか全部言い終わってから「これマイク入ってますか?」ってマイクをいじり出す。それを見て黒田さんが宮本さんの肩をポンポン叩きながら「歳を取ると耳が色々ね(笑)」となんかいい雰囲気。

一人ずつ感想

内田さん、昼公演を客席から見ていたらしくとても楽しかったと。夜公演も負けてられないと思ったけど自分が頑張らなくてもこの面子なら問題ないなと。それぞれうまく分かれていて、第一幕で内田さんが小山さんを抑える、第二幕で堀内さんと浜田さんが宮本さんを抑える、第三幕で成田さんを黒田さんが抑える。黒田さん「成田さんと組まされるのがどれだけ大変か」
宮本さん…とうとう堀内さんをして制御される立ち位置になってしまった。


成田さん「ラブリーです。今日はありがとうございました」
お客さんから誕生日おめでとうと言われる。
内田さん「今週誕生日なんですよね」
成田さん「なんで知ってるの?」
内田さん「調べたんですよ」


成田さん「今日は黒田さんと組ませていただいたのに遊べる部分が少なくて寂しかったです。」
黒田さん「俺たちの番全然遊べなかったですよね。俺は良かったですけど」
成田さん「55歳なんでそろそろ落ち着こうと思います」
黒田さん、夕夜さんとか宮本さんみたいな紳士な人と組みたかったそう。楽屋トークは相変わらずの健康話。今年こそ初健康ドッグに行きますって成田さんに宣言してた。


宮本さん、ダンスシーンでこけた時の話。あれはわざとこけたんであって暗闇の中でこけたのはスポットライトのフォローが間に合わなかったから。浜田さんが楽屋で「宮本さんがこけたのを見て見ぬ振りしていた」とお客さんに勘違いされてるんじゃないかと気にしていたそう。


浜田さん、宮本さんを救助しなかったとお客さんの記憶に残ることが一番心残りだと。今日、共演してる人たちが自分がお客さんだった頃から現役で声優をやっていた人たちで、そういう人たちと同じ舞台に立てていることが本当に恐れ多いと言っていた。


小山さん、今日は中田譲治さんがいなくて静かだと思っていたけど新しい人が賑やかでそうはいかないなと。
小山さん「今日はとにかく語尾はきっちり返そうと思っていたけど、宮本さんが語尾を渡さずに。ね」
宮本さん「(オフマイクで)あ、あ、ごめんなさい」
黒田さん「(宮本さんに向かって)喋る時マイク使ってくださいね」
会場爆笑
内田さん「充さん面白すぎますよ!!!」
小山さん「ミスター天然ですからね」


堀内さんがこのままで終わるのはもったいないとお客さんを指名して何か質問をしてもらう。

好みの女性のタイプ

小山さん、優しく叱ってくれる人。「力也、ダメよ」と優しくいってくれる人を探しに客席に降りる小山さん。この時小山さんだけ有線のマイクを使っていたのだけど、宮本さんがなぜかスタッフと一緒にマイク捌いてた(笑)前方のお客さんに言ってもらって、ありがとうと肩をガシッと掴むと内田さんから「お触り禁止!」の声が。


次に浜田さん。しかし、浜田さんが考え込んでたので、堀内さんがふいに成田さんに話を振る。
堀内さん「成田さん、女性なら誰でもいいんでしょ?」
成田さん「なんでわかったんですか」
小山さん「成田さん、下は考えないとダメですよ」
成田さん「小山さん、あなた俳優座なんだから」
宮本さん「千田是也が草葉の陰で泣いてますよ」
小山さん「あなたに言われたくないですよ!!!」


堀内さん「浜田、どう?」
浜田さん「答えなくていいと思ってたのにポンパドールが似合う女性ですかね」
堀内さん「今度のステージポンパドールだらけだと驚くよね(笑)」


宮本さん「(お客さんに向かって)僕は、あなたのような人が好きです」
堀内さん「彼イベントを覚えてきましたね」


黒田さん、お尻の形が良くて従順な人。
堀内さん「(成田さんに)これくらい上手く言わないと」


成田さん「任せてください。(お客さんに向かって)あなたのような瞳の綺麗な人が好きです(別の人に)いつも来てくれてありがとう。顔覚えてるよ」
黒田さん「成田さん見てると暴力振るいたくなるんですよねー(にこにこ)」
会場騒然
みんな「だめだめだめ、抑えて抑えて」
内田さん「この状況で笑顔で黒田さんを止めに入ってくれる女性ですね」


堀内さん「笑顔が好きな人ですね」
今回司会ということでさらっとまとめる堀内さん。

終幕後

エンドロール。そのあと舞台裏の映像が流れる。

堀内さんと成田さんはちょっとおどけながら登場。浜田さんは穏やかにマイペースに入ってきて、宮本さんは舞台上に聞こえるほどの大声で「ありがとうございました!!!」と。そのあと「聞こえた?」って尋ねる表情がとても良かった。そのあと内田さん、黒田さんも宮本さんに倣って大声で「ありがとうございました!」と。最後に小山さんが拳銃で撃ち抜くポーズで締め。最後みんなで手を振るとき、成田さんの手で宮本さんが隠れそうになってたのが面白かった。

今まで以上にバランスのいいキャスティングで、とてもスムーズにまとまったイベントになったような気がする。回を重ねたベテランがフォローしてくれるという絶対の安心感があるから、新しい人が入ってきても受け入れられる度量があるんだと思う。他のイベントではなかなかないのでお客さんもリラックスしてコール&レスポンスに参加できているように見えた。

 

関連作品

オジサマ専科 Vol.2『Memories~母の手帳~』

古川透:中田譲治
斉藤剛士:小山力也
松谷雄彦:堀内賢雄

オジサマ専科 Vol.4『Family Business~危険な捜査線~』

鮫島省吾:成田剣
但馬芳史:銀河万丈
立花栄:内田夕夜

オジサマ専科 Vol.5『いつものところで~Usual Place~』

石井連太郎:玄田哲章
田丸啓太:飛田展男
加部良兵:浜田賢二

オジサマ専科 Vol.8『Save My Girl〜私のボディーガード〜』

能見雅幸:黒田崇矢
浅沼博人:てらそままさき
羽田勇介:石川英郎

オジサマ専科 Vol.11『A Wonderful Holiday~おしゃれ休日~』

丹羽芳樹:古川登志夫
小早川拓馬:楠大典
榊原良一:宮本充

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木野 エルゴ

自由と孤独を愛する素浪人。映画と旅行、料理その他諸々趣味が多い。俳優・声優の宮本充さんの吹き替え作品ファン。

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