神戸元町にある中華街・南京町。
中国の旧正月「春節」を祝う「春節祭」が毎年行われている。今年は1月29日から2月2日まで開催されていた。イベントステージで行われる雑技や獅子舞、京劇のメイクで街を練り歩くパレード、旅行券や宿泊ペアチケットなど豪華景品が当たる招福ポチ袋など、様々な催し物が行われている。ちょうど神戸の方に映画を見に行く予定だったので、ついでに春節祭も見に行くことにした時の話。
金曜日だというのにめちゃ人多い。平日なのに何故。みんな仕事してないんか。なんか修学旅行生とかいる。普段は平日にくることが多く、人が混み合う時間帯にいることがあまりないので、その時とのギャップに驚いた。
北京料理の京鵬飯店
とりあえず事前に下調べをして決めておいたお店でランチ。
北京ダックが名物の北京料理専門店「京鵬飯店」。
軒先の売店はお客さんもそこそこ。店内の客は自分たちしかいなかった。メインの通りにある店よりもランチメニューの価格帯が安い。
自分が頼んだラーメンセット、1,490円。フカヒレラーメンと銘打ってあるが麺はそうめんに近いので、どちらかというと煮麺。味はかなり淡泊。
ラーメンの手前のお皿にのっているのは北京ダックロール巻き。ここの看板料理をおすすめされたので頼んでみた。美味しいけど、鴨が美味しいというよりタレがおいしいという感じ。定価550円でまた買いたいかといわれると微妙。
セットメニューには小籠包やちまき、揚げ団子、揚げ春巻き、からあげ、デザートの杏仁豆腐が付いてくるのでこれだけで結構お腹いっぱいになる。
食べ歩きはかえって高く付くので、南京町に来て金額を抑えたければお店に入ってゆっくり食べるのがおすすめ。
春節祭の催し物
広場に関帝(三国志に登場する武将・関羽)を祀った廟があり、そこで京劇の西遊記の4人に分した役者と写真を撮って参拝するコーナーがあったので、線香を1本100円で購入してお参りしてきた。
この手のキャラクターイベント的なものはあまり参加したことがなかったので、面白い体験が出来た。しかし、何で西遊記なのか。桃園ブラザーズじゃないのか。質問したかったけどやめといた。ついでにお守りも売ってたので買っといた。
広場のステージでは、歌や舞踊、雑技など毎時間ごとにいろいろな催しをしていた。
変臉(変面)のパフォーマンスもスケジュールにあったので見に行こうとしたら、人が多すぎて全く見えなかったので諦めた。もっと早く行って場所を取っておけば見られたんだろうけど、寒かったのでやめた。もうちょっと暖かい時期だったら良かったけど。
そのまま南京町を去るのもなんか癪だったので角煮バーガーを買った。1コ500円。
蒸し直しをしてくれて熱々の状態でお渡ししてもらえる。皮はもっちりふかふか、角煮は分厚く、ソースが濃厚で美味しい。他にもごま団子と揚げ餅を購入。食べ歩きで腹を膨らまそうと思ったら軽く2,000円ぐらいは飛ぶ。
自分用に今回買ったもの
南京町に行ったら必ず立ち寄る中華食材の店がある。「林商店」という食材の専門店。珍しいスパイスやお茶、調味料などがお求めやすいお値段で購入できる。あらかじめ調合されている薬膳茶がお気に入りで今回もいくつか購入した。
トワイライト・ウォリアーズ 決戦! 九龍城砦
じつは今回、南京町に行ったのはある映画を見るついでであった。
南京町からタクシーで目的地の商業施設へ。上映まで時間があったので「屋上庭園」でのんびりすることにした。そこで目にした光景がこちら。
屋上であることは間違いないのだが、これを庭園と呼んでいいのだろうか。ベンチらしきものも見当たらない、都会の荒野。景観は悪くないし、人を呼び込む庭園としての機能をつければビジネスチャンスがありそうなものなんだけど、人手不足か。駅から10分以上あるし、立地が微妙で客足が少なそうだから難しいのかもしれない。
それはさておき、見に行った映画は今注目の香港アクション映画『トワイライト・ウォリアーズ 決戦! 九龍城砦』。個人的に香港の渡瀬恒彦だと思っているルイス・クーが出演している。ルイス・クーは割とお気に入りの俳優で、かつて実写版の『真・三國無双』を映画館で見に行ったぐらい。
SNSで話題になっているので知っている人は知っているだろうが、本当に面白かったので感想はまた別の記事にしようかなと思っている。
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