個人的にお気に入りの吹替声優をピックアップし、出演作品を勝手におすすめするよ。自分が見た作品を元に記載しているので、どんどん追加するかも。
第4回目は、冷静で芯の強い役や直行型で真っ直ぐな役がよく似合う下山田綾華さんの出演作品をご紹介。
Contents
簡単なプロフィール
生年月日:12月28日
出身地:神奈川県
所属:賢プロダクション
ある天文学者の恋文
2016年制作の恋愛ミステリー映画。監督は「ニュー・シネマ・パラダイス」のジュゼッペ・トルナトーレ。
大学生のエイミーは周囲に隠れて妻子持ちの教授エドと付き合っていた。しかしその関係は、エドの死をもって唐突に終わりを告げる。悲しみに暮れるエイミーの元に、死んだはずのエドからメールや手紙、プレゼントが次々に届けられる。混乱するエイミー。エドが何を目的としていたのかを知るために彼との思い出の地を巡る…
下山田さんはオルガ・キュリレンコ演じるエイミー・ライアンの声を担当している。
亡くなった天文学者の教授からのメールに振り回される大学生。大学に通いながらスタントマンの仕事を同時にこなしており、非常にアクティブ。不倫関係とはいえ本気で愛した人のために怒ったり泣いたりする直情型タイプ。弱さと強さの両面が下山田さんの演技で巧みに表現されている。
キャストと吹き替え
役名 | 役者 | 吹き替え |
エドワード・フィーラム教授 | ジェレミー・アイアンズ | 有本欽隆 |
エイミー・ライアン | オルガ・キュリレンコ | 下山田綾華 |
ウィジャ ビギニング 〜呪い襲い殺す〜
2016年制作のホラー映画。2014年に公開された「呪い襲い殺す」の前日譚。監督は「ドクター・スリープ」のマイク・フラナガン。
1960年代のアメリカロサンゼルス。シングルマザーの霊媒師のアリス(エリザベス・リーサー)は、二人の娘の手を借りてインチキの降霊術で生計を立てていた。ある日、雑貨屋でウィジャボードを見つけたアリスの娘リーナ(アナリース・バッソ)は、降霊術の道具に使うことをアリスに提案する。家に持ち帰ったウィジャボードをアリスが試しに使ってみたところ、末娘のドリス(ルル・ウィルソン)に異変が生じ…
下山田さんはアナリース・バッソ演じるリーナ・ザンダーの声を担当している。
霊媒師である母親のインチキを手伝っているティーンの子。父親の不在、母の仕事の手伝い、妹の世話をしなければいけないという状況でしっかりせざるを得ないけど、普通に遊びたいし自由も欲しい。そんなちょっと難しい年頃の子を好演している。
キャストと吹き替え
役名 | 役者 | 吹き替え |
アリス・ザンダー | エリザベス・リーサー | 石塚理恵 |
リーナ | アナリース・バッソ | 下山田綾華 |
ドリス | ルル・ウィルソン | 久野美咲 |
キングスマン
2014年に制作されたスパイ映画。
サヴィル・ロウの高級テーラーを隠れ蓑にしている諜報機関のキングスマン。エージェントのハリー(コリン・ファース)には、同僚のリーを自分が犯したミスのせいで死なせてしまった過去があった。リーの息子エグジー(タロン・エガートン)からの連絡を受け取ったハリーは、荒んだ生活からエグジー救い出し、キングスマンの候補生として推薦する。紆余曲折の末、キングスマンの一員としてハリーと共に任務に赴くエグジーだったが…
下山田さんはソフィー・クックソン演じるロキシー・モートンの声を担当している。
真っ直ぐ忠実に任務をこなすキングスマン候補。育ちがいいことを鼻にかけず、下流家庭育ちのエグジーとも対等に接する合理的な人物。強さと賢さを兼ね備えており、最終的にエージェントとして採用される。しかし高所恐怖症という欠点を持っており、それが任務に影響することも。完璧すぎないところが下山田さんの愛嬌ある声によく合っている。
キャストと吹き替え
役名 | 役者 | 吹き替え |
ゲイリー・“エグジー”・アンウィン | タロン・エガートン | 木村昴 |
ハリー・ハート | コリン・ファース | 森田順平 |
ロクサーヌ・モートン | ソフィー・クックソン | 下山田綾華 |
コラテラル 真実の行方
2018年にイギリスのBBCが制作した刑事ドラマ。
ロンドンの住宅街でピザを配達していた移民の青年が何者かによって射殺された。刑事のキップ(キャリー・マリガン)は身重の体で責任者として現場に立ち、事件の真相を探っていく。麻薬の密売やスパイの存在、移民問題などが複雑に絡み合い、捜査は難航する。
下山田さんはキャリー・マリガン演じるキップ・グラスビーの声を担当している。
妊娠中の刑事。元棒高跳びのスター選手。冷静沈着で洞察力に長けている。キャリー・マリガンの愛らしい外見と凜とした雰囲気のギャップがとても魅力的。ハードな物語の中で下山田さんの力強くも穏やかな声が印象的。
キャストと吹き替え
役名 | 役者 | 吹き替え |
キップ | キャリー・マリガン | 下山田綾華 |
デイビッド | ジョン・シム | 木下博之 |
カレン | ビリー・パイパー | 石塚理恵 |
ネイサン | ナサニエル・マーテロ・ホワイト | 山野井仁 |
ザ・ボーイ 〜人形少年の館〜
2016年公開のアメリカで制作されたホラー映画。
イングランドの片田舎にある大きな館にベビーシッターとして雇われたアメリカ人のグレタ(ローレン・コーハン)。雇い主である老夫婦は人形を指して自分達の子どもだと紹介する。さらに、世話をするときのルールも事細かく決められており、グレタは困惑する。老夫婦が去った後、グレタは人形の世話しつつひとりの時間を自由に過ごす。しかし、ルールを破ったことにより少しずつ異変が生じ…
下山田さんはローレン・コーハン演じるグレタ・エヴァンスの声を担当している。
ベビーシッターとして雇われ、館にやってきたら子どもはまさかの人形。雇い主である老夫婦が告げる奇妙なルール、古い洋館に不気味な人形と二人きりというシチュエーション。誰も見てないからちょっとルールを破ってもいいよねという考えのちょっと大雑把な主人公を下山田さんが好演。非力そうに見えて実は強いという点も面白い。
キャストと吹き替え
役名 | 役者 | 吹き替え |
グレタ・エヴァンズ | ローレン・コーハン | 下山田綾華 |
マルコム | ルパート・エヴァンス | 宮本充 |