最近購入したDVDの話〜エリック・ロバーツ主演『弁護人』〜

つい先日、古い洋画のDVDを購入した。
基本的に自分がソフトを購入する時は、ネット配信されなさそうなもの、宮本さんが吹き替えしているもの、マイナーなあまり手に入らなさそうなものを中心に選んでいる。

久しぶりにこれらの条件を満たしたものをゲットしたので、その作品を紹介したい。

購入したのはこちら。
 

 
ほとんど市場に出回ってないと思われる正方形タイプのDVDケース。
 

 
どうでもいいけど、家にあるこのタイプのケースに入った作品のジャケットはどれも顔の圧が強い。あと色味が暗い。

それはさておき、今回紹介したいのは1999年製作のアメリカ映画、エリック・ロバーツ主演のサスペンススリラー『弁護人』である。ちなみに、エリック・ロバーツは『プリティ・ウーマン』のジュリア・ロバーツのお兄さん。
宮本さんはエリック・ロバーツ演じる敏腕弁護士ロバート・ウッドフィールド役のはずなのだが。
 

 
ジャケットに宮本さんの名前がない。山路さん?出てない出てない。
吹き替えキャストの上に記載されている英語表記のキャストを見ればすぐわかるんだけど、レイなんてキャラでてないし、フランクも、リタもシャーリーもいない。つまり、日本語吹き替えキャストのところが全部誤植というわけ。これ、発売時に誰も指摘しなかったんだろうか。その前にどの作品と間違えたんだ。

そう思ってネット上を調べてみたがそれらしい情報はないし、そもそもこの作品自体の情報が少ない。「Filmarks」にすら作品情報がない。それぐらいマイナーな作品ってことか。それでも宮本さんのwikiには情報があるから、わかってる人はわかってるんだろう。
 

とりあえず『弁護人』の簡単なあらすじ。
腕利きの弁護士ウッドフィールドは自分で無罪にした被告人リッターに嵌められて、友人を殺され妻を牢獄に入れられ八方塞がりになる。なんとか妻を助けようとする中で、ウッドフィールドはある意外な人物が裏で糸を引いていることに気が付き…。
 
タイトルからして法廷劇なんだと思ってみてたらちょっと肩透かしを喰らう。知能戦を売りにしているならもっとスマートな展開にしてもいいだろうに、どうしてもアクションシーンを入れなきゃ気が済まないという、いかにも2000年前後の大味なアメリカ映画って感じ。本編を見た後にジャケット裏の煽り文章見たら「盛りすぎやろ」ってなる。引き合いに出している『交渉人』(多分ケヴィン・スペイシーとサミュエル・L・ジャクソンのやつ)には遠く及ばない。まぁ悪くないと思うけど、ヒットはしなさそう。

とはいえ、弁護士役の宮本さんはとても好きだし、2000年代のダイナーとかファッションとかやたらでかいパソコンとか好きなので個人的には及第点。本編が95分というのもちょうどいい。アンダー1000Yenなら得した方かな。

 
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木野 エルゴ

自由と孤独を愛する素浪人。映画と旅行、料理その他諸々趣味が多い。俳優・声優の宮本充さんの吹き替え作品ファン。

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