舞台を見るため東京にやってきた2日目。
1日目は特に大きな変更もなく無事に予定をこなして山本有三と太宰治について学んだ。
しかし今までの経験上、最後まで何事もなく終わった旅行は数えるほどしかない。そしてやはり、トラブルは2日目にまとまってやってきた。
Contents
朝から電車は動かない
その日、予定では早めにホテルをチェックアウトして朝食をとり、電車とバスを乗り継いで小金井公園内にある「江戸東京たてもの園」にいくはずだった。
ところが。Googleマップで経路を確認すると「中央線 運休」の文字が。どうやら人身事故の影響で上下線共にストップしているらしい。再開は予定していた出発時刻の1時間後。
何度か旅行をしていると、こういう状況には度々遭遇する。
過去には空港に向かうために乗る予定だった電車が止まり、他の路線を使ったら保安検査場が閉まる直前になんとか到着したことがあったり…
駅に到着したら線路にブルーシートが被せてあり、その手前で電車が止まってるなんてこともあった。流石にその時は目的地までタクシーを使った。
こんな時は慌ててはいけない。
とりあえずホテルをチェックアウトして、指定されたお店で朝食を食べながら考えることにした。
目的地までいくにはどうすればいいか。
電車が再開するのを待つか、20分待って乗り慣れないバスを乗り継いで40分以上かけて向かうか、荷物を持ったまま1時間かけて歩いて向かうか。
今後の予定も考慮した結果、自分の体力を信じて歩くことにした。ダメなら途中でタクシーに乗ればいい。
駅を出て玉川上水沿いを北西に向かって歩いていくこと約30分。面白い看板を発見した。
青年俳優座って、青年座や俳優座とは別の劇団なんだろうか。こんな車じゃないと通うのも難儀しそうなところに稽古場(事務所?)があるって大変だな。
途中、荷物を持つ腕がしんどくなってきたので、見つけたスタバで休むことにした。友人からもらった700円チケットが残っていたのだ。
700円を使い切るために「ジンジャーブレッド ラテ」をVentiサイズで頼み、さらにエスプレッソ(+50円)とホイップクリーム大盛り(+0円)を追加した。予定していた到着時間はとっくに過ぎているのに、ホットのジンジャーブレッド ラテ約600mlを飲む。
この時、携帯の充電が約60%にまで減っていたことに気がつく。Googleマップを起動させ続けたからだろう。充電器を取り出して充電しようとしたところ、さらに運のないことにコードが断線した。
こうなると、もう開き直るしかないのである。ジンジャーブレッド ラテを飲み干し、目的地へと向かった。
江戸東京たてもの園
スタバからさらに20分ほどかけてようやく小金井公園に到着。
さらにこの入口から10分かけて江戸東京たてもの園へ向かった。建物好きとしては外せない場所。今回東京に来た目的は舞台観劇だけど、武蔵野にきた目的はここだと言ってもいい。
江戸建物園とは。公式サイトより引用。
当園では、現地保存が不可能な文化的価値の高い歴史的建造物を移築し、復元・保存・展示するとともに、貴重な文化遺産として次代に継承することを目指しています。
つまり、歴史的に価値のある建物がレプリカではなく実際に使われた状態で見られるというわけ。残念ながら江戸東京博物館の方は2025年まで休館していて見れなかったけど、屋外展示は通常通り見られた。今回はその一部をご紹介。
↓↓西ゾーン山の手通りにある洋館↓↓
↓↓西ゾーン多摩の道にある江戸時代の建物↓↓
↓↓和洋折衷の三井八郎右衛門邸↓↓
↓↓東ゾーンにある文具屋や荒物屋など↓↓
↓↓東ゾーンにある銭湯「子宝湯」↓↓
実はここが一番行きたかった場所
↓↓東ゾーンにある居酒屋「鍵屋」↓↓
時間も携帯の充電もなかったので全部見れなかった。駆け足でじっくり見れなかったし。今度は余裕を持ってまた来よう。
↓↓お土産の「電気ブランレーズンサンド」↓↓
↓↓たてもの園の図録。2冊で600円程度とお安い。↓↓
この後、バスで武蔵小金井駅に向かい、そこから劇場のある高円寺に向かった。人身事故の影響で激混みの電車の中、圧死されそうになりながら。
↓↓武蔵野観光1日目はこちら↓↓
↓↓今回の目的、劇団昴「クリスマス・キャロル」の感想↓↓
↓↓その他の旅行記事↓↓