天王寺にある、あべのハルカスで『RRR』の展覧会が開催されると聞いて行ってきた話。
年に数回行くか行かないかで、駅の出口を毎回間違えては遠回りさせられる。JRだと道路を挟んだ向こう側にあるので結構面倒臭い。今回も遠回りしつつ、あべのハルカスの美術館へ。
ところが、それらしいパネルがどこにもない。というかなんか別の企画展になってる。えっ、日にち間違えた?と思ってチケットを見たら「ハルカス近鉄本店ウイング館4階」の文字が。
ハルカスと聞いて無条件に美術館を想起したが、どうやら違っていたらしい。冷静に考えたら、海外映画作品のパネル展で美術館を使うわけないよな…と、若干ガッカリしながらもせっかく来たので高層階からの展望を堪能した。
見渡すかぎりビルばっかり。無機質だなという感想しか出てこない。気を取り直して会場へ。
オリックスの優勝セールで賑わう売り場の一角、黒い簡易目隠しに覆われた催事場でそれは行われていた。混雑するという理由で時間指定があったけど、見たところ15〜6組くらいしか見えない。このイベント、大阪のファンたちに認知されているのだろうか。
展示内容は映画のワンシーンのフォトパネルや、シーンを再現したフォトスポット、劇中の動画上映と、メイキングフォト、イメージボードや来日イベント時映像なんかも流れてた。あと、監督と主演二人が着ていた法被も飾ってあった。個人的には衣装とか小道具とか『MARVEL展』レベルのものを期待していたので、若干肩透かしだった。とはいえ、十分楽しめる内容だったと思う。映画に関するスペースでは写真撮影が可能になっていたので、何枚か撮ってきた。
ずっと画面の圧が強い映画なんだなと、いろんなシーンを同時に見ると改めてわかる。荒唐無稽でツッコミどころの多い映画だけど、神話やインドの歴史を土台にしているからか、不思議とストーリーに説得力がある。時間があるときにでも基になった『ラーマーヤナ』と『マハーバーラタ』を読んでみようかな。
これは今回購入したり貰ったりしたグッズ。チケットケースは思っていた以上にしっかりした作りになっていてニッコリ。うちわは…どこで使おう。
ちなみに『RRR』は配信にも来てる。家でもナートゥができる。